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2007.08.31(金)

着物物語・第二話「DNAに擦り込まれた着物」

日本人は、和食を食べているのが、もっとも楽に健康管理ができる。
日本人なら日本食。そんなの当然!
日本の風土に培われ、日本人の感性に磨かれ、日本で厳選されてきた食事を摂る。先祖代々食べてきたものが、カラダにラクチンなんてこと、わざわざ科学を駆使して説明するまでもない。

と、いうのに……。

ある「着物友達」から悩み事相談が届いた。
着物を着ていると、好奇心の視線でジロジロ見られて、どうも落ち着かない。何より、連れ合いがそれを恥ずかしがると云う。

なんてことだ! でもね、それって、ちょっと勘違いも入っている。たしかに自分も洋服から着物の転換期のときに、同じことを思った。
でも、それは半分自分の思い込みだった。
着慣れていないから、どこか不自然でよく目立つ。だからみんな、自分を見る。それに着物に対して自信がないから、ジロジロ見られているような気にもなる。

ほんとはね、みんな、着物が懐かしくて好きで、それで着物をじっくり見てしまう。そういうことにふと気がついた。
十人男性がいれば、十人とも「着物の女性なら、年齢に関係なく好き」と答える(別に脅迫して言わせたわけじゃないわよ)その理由は? と訊ねると「よくわからないけど、なんとなく好感を持つ」という言葉が返ってくる。

「なんとなく」この曖昧な感覚を、ヘリクツで説明すれば――
着物に対する愛着が、日本人のDNAに代々擦り込まれてきた。だから、半世紀ほど着物を見なくなったくらいで、着物に対する愛着が薄れることなどない。
ヘツ? 着物に科学を持ち出すなんて、とっても野暮だって? たしかにそう。

とにかくも、日本人は着物を着ていると、かなりましに見える。洋服をきて背伸びをして、西洋人と比べっこして、コンプレックスの塊になるより、ずっとましで美しい。
日本の風土に合致して、日本人の体型に合致して、日本人の顔つきにも合致した着物。洋服にむりやりカラダを押し込んで、厚化粧に時間をかけるだけヒマがあるなら、ほんの少しでいいから着物のことを思い出してほしい。

着物は、カラダにあわせて自由自在に変化(へんげ)する。洋服じゃそうはいかない。靴がそうであるように、猫のようにワガママに、「自分にあわせろ!」と自己主張してくる。


さて、きょうはどんな風に着付けようかしら? 腰紐のかげんで、どうにでもなる、キ・モ・ノ。気分しだいのキ・モ・ノ・自分に似てるみたい。
(写真/古瀬惠一)写真はクリックすると拡大します。
久留米柿・チコっと散歩木の根元_1

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2007.08.30(木)

着物物語・第一話「着物の品格―どこにいったか大和撫子」

『女性の品格』という本がベストセラーになった。
世の中が求めているのは、女性の道徳や躾など、日本女性としての当然の姿を教える本である――これは、ちょっとした驚きだった。

たしかに、女湯に入って観察するかぎりでは、皆さん本当にハシタナイ。あそこを手ぬぐいで隠して歩く人など、自分だけ。女だけだからという安心感か……でも、でも、女湯の入り口ドアが開けっ放し!係の人が何度閉めても、また次の入浴者が、開けっ放しで入ってくる。外から脱衣所が見えてしまうじゃない!!
脱衣所とお風呂のドアも開けっぱなし。これも係の人が何度でも閉めにくるけど、イタチごっこ。

シャワーを立ってかける若い女性が二人。若いからか……と思ったら、むこうのオバサンも立って、バシャバシャとシャワーをかけている。ここはプールじゃないのに……。立ってかけるシャワーなら、ちゃんと向こうに設置してあるのに。
と、ここは裸の世界。

さて、話は裸の世界から、衣服をつけた世界へと―

着物にはイヤでも袖がある。裾がある。襟がある。だから身につけていると、知らずと女性であることをわきまえ、穏やかな振る舞いをするようになる。
ヘソ出しルックとまるで反対。着物でヘソや腰を露出することは不可能。女性の大事な部分を深く包みこんでくれる。
きっと、もっと多くの女性が着物を着ていたなら、女湯も品格のあるものになるのでは? 女が女であることをわきまえ、知らずと女らしく振舞うのでは?
そんなことを思いながら、今日も着物に袖を通すのでした。
20070830011150.jpg

   (写真/古瀬惠一)写真はクリックすると拡大します。
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2007.08.29(水)

「着物物語」スタート!

『プローローグ』

毎日着物を着ていると、いろいろなことに遭遇する。
自国の民族衣装のことがまったくわからなくなった日本人たちは、いつも着物の作家に、いろいろ奇妙な質問をしてくる。
「日本人なら、もっと着物を着ようよ!」
「もっと着物のことを知ってよ!」
そんな歯がゆい気持ちで、毎日着物の作家は、筆をとり始めたのだった。20070829154456.jpg

  (写真/古瀬惠一)写真はクリックすると拡大します。
※ ※ ※

執筆途中にある「着物物語」(仮題)を、本ブログでかいつまんでご紹介いたします。
次回は、「第一話・着物の品格――どこに行ったか大和撫子」です。
お楽しみにおんぷ
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2007.08.28(火)

るりはのお気に入り第二話・幻の木綿絣

作州絣

岡山津山市の伝統織物“でした”と、過去形。
一度、埋もれた織物を再現したのが、写真の作州絣。
今では、織り手をご両親にもつという藤原さんが、ネットで販売されているのみ。手織・作州絣←クリック
ご両親が伝統の作州絣を復元し、新しいデザインを考案し、糸から染めて、多くの工程を経て完成したと云う逸品。
復元しながら、ふたたび「幻」になった……この悲劇のヒロインのような作州絣に、深い愛着を感じないではいられません。
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しばらく反物で眺めて楽しんで、それから仕立てて身に着けたいと思います。
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2007.08.23(木)

絵足袋

短編小説のタイトルをテーマに描いていただいた「絵足袋」

タイトルは「移り香」源氏物語をヒントにした短編小説です。
(真っ白の足袋じゃ遊びがないでしょ。だから、いつも絵足袋や色足袋を履いています)
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    (高野由美子さん画)↑写真をクリックして拡大!

猫のいる和の暮らしと著書←クリックすると高野さん撮影の猫写真が見れます
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│posted at 07:36:49│ コメント 0件トラックバック 0件
2007.08.22(水)

オテンバな着物

いつから、着物が実用品からはなれたのかしら?
着物が日常着になってしまえば、着物だから出来ないことなど何もないことに気づくはず。(逆立ちは×だけどね)


20070822033709.jpg

(写真はクリックすると拡大します  撮影/古瀬惠一)
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2007.08.21(火)

るりはのお気に入り★第一話★

★帯★
それは、私の命綱涙
仙骨の骨折にはじまる腰痛。薬じゃだめ、病院だめ、整骨院だめ落ち込み執筆ができない!そういう筆者を救ってくれたもの、それが帯。

生活して仕事して、取材に出て、猫の面倒もみる。お太鼓じゃ、ぜったいムリ。
行き着いたのが半幅帯。そして博多四寸帯。
博多帯帯は、腰が安定して、デザインも合理的(裏表使えるばかりか、上下逆さまにすると雰囲気がガラリと変わる)シワにならずに、そして、なにより猫の爪磨きにされても、痛まない羅琉 喜
さすがに伝統工芸品、計算されている100点

しかし……だからと博多帯ばかりも進化がない。
そこでまた行き着いたのが、手づくり帯

著者が、勝手に「お師匠様」とお呼びする「お羊屋さん」の帯
遊びがあって、軽くて、締めやすいHeart

なにより――作った方がわるから、帯に甘えて暮らす、私のheart02にピタリとはまるはあと20070821184143.jpg
(雑誌「猫びより」の撮影の一コマ 写真/古瀬惠一)
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2007.08.21(火)

着物は生き物

着物は生きている
毎日、そう思います
今では、幻の古布。江戸縮緬を使った猫形(ニャンギョウ)
猫形工房・猫松さんの作品です。
猫の形もリアルで生きているみたいだけど、じつはホントに生きているのは石膏粘土に貼り付けられた着物地ですHeart
20070821052132.jpg
(写真はクリックすると、いずれも拡大します)
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2007.08.21(火)

着物ブログ独立!

ブログ「岩崎るりはの猫のいる和の暮らしと著書」があまりにバラエティなので……汗着物ブログをここに創設いたしましたNEW

和の暮らし
着物のこと
反物のこと
和小物のこと
そして和の猫作品などをここで紹介してまいります虹色ハート
20070821052151.jpg

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プロフィール

岩崎るりは

Author:岩崎るりは
作家・サイエンスライター・猫研究家
毎日&毎時間が着物ライフ
木綿着物&手拭い&腰巻&猫が必需品
着付けは自己流、昔流。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ←着物ランキグ★ボッチとクリック応援してね♪こちらもヨロシクお願いします↓b_01.gif
★木綿着物に関する素朴な疑問、コメントに書き込みいただきましたら、わかる範囲でお答えいたします

 
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