浮世絵に学ぶシリーズ其の一、
なんやら物騒にも刃物を構えているお姉さん……

新聞記事用の浮世絵なので、なにかの事件のようですが、でも、このお姉さん、なかなか可愛い

よーく見れば男が着てもよさそうな、粋な青い縞の着物。
それをここまで可愛く着付けているってスゴイ

というので――
粋なのに可愛い着物コーディネート決め手は絞りの帯。
でも、これだけだったら可愛すぎて色っぽさがでないかも。
粋でちょっと男性的な着物と合わせることで、可愛く色っぽく、女を演出してる

赤と青って、どちらも強い色……刃物を握るお姉さんに、ぴったりよね


歌川芳幾画(東京日日新聞)明治7年

るりはも、絞りの帯は、いくつか持ってますが、いずれも柔らかなので、ふんわり結べて、女っぽさが出ます。カジュアル着物に、華やかさを添えたいときに重宝します。とくに絞りの半幅は少ないですが、でも探すとときどきあるので、お薦めしたいです。(作り直しの、アンティーク半幅帯がときどきあります)結びやすいです。
其の二、
異国情緒を着物に楽しむ着物は日本の独自の文化で伝統です。とはいえ、いつも同じというのではなく、時代時代で進化してきました。
鎖国していた江戸時代だからこそ、珍しい外国の色や柄に影響され、変化してきたのです。
↑の其の一の浮世絵の縞だって、もともとはアジア産の縞の織物に影響されたといわれています。縦縞を『唐桟』といいますが、唐=中国など、海外から伝わってきたアジア産の織物ということです。
さて↓の絵のどこが異国情緒なのでしょう?
すぐに気がつきますよね、帯です。
これは本来の帯ではなく、輸入されたインドネシアの織物をそのまま腰に巻いて、帯の代わりにしたものです。
珍しくて高価な織物だからの、アレンジですね。
右側の着物美人の帯とともに、襟は黒のビロードのようです。ビロードも、もちろん舶来品ですね。

北尾重政画『東方の美人』(江戸中期)

着物は進化してこそ着物。たとえ異国風であろうとも、それをアレンジして楽しむ心が大切ですね


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異国風を取り入れる、それは江戸中期でさえもしていたこと
伝統にとらわれすぎて、着物の進化を止めては、つまらなくなってしまう

というので、↓に楽しげな
洋服地で作った帯の写真をUPしてみました

じつは、るりはは、さっき鯛焼き食べました


鯛焼き名古屋帯
↓まさに、異国情緒と和風のアレンジ!

和洋折衷柄半幅帯
↓私の好み!モノトーンの洋風薔薇の半幅帯。欲しいな〜


(写真協力・お羊屋さん)
腰巻美人に新柄登場ですって!
竹下夢路を腰に巻く! ステキ

お羊屋さんはここから見てね(作家物の手作り品、一品物が好きな方にだけお薦めしたいです)
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