亡き母が保存していた4枚の絵葉書。
命日で帰省してきましたが、母の引き出しを物色して、「へぇ!」と思って持ち帰りました。
どの芸者さんも、本当に小さくて、びっくり。
その中でも、一番カラダが大きくて、顔立ちが端正な芸者さん↓
問題は、これが何時の時代かということです。
新橋が木橋で舗装もされてなくて、木に筆で『新橋」と書かれている。
柳のむこうの家並みもすごい! 芸者の置屋さんや、料理屋さんなんだろけど、今の新橋からは別世界! 戦前であることは間違いなさそうだが……大正なのか昭和なのか、よくわからないのです。
お引き摺りの着物に、ぽっくり下駄。
うーん、ステキ!
新橋の芸者さんですからとにかく一流。そして写真のモデルになるくらいだから、その中でも選りすぐりの人気芸者(半玉?)さんだったはずです。 (半玉=舞妓さん、芸者さんの卵)
それにしても、襦袢が、お引き摺り着物以上に艶やかですね。
せっかくだからもう一枚
半玉さんというより、まるきり少女。可愛すぎですという写真をUPしましょう。
その前に――![]()
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右の半玉さんは、可愛らしくもコケシの柄のお引き(引き摺り着物)です
だらりの帯にぽっくり。たまならくステキな姿です。
そういえば……だらり風を、このごろ結んでないのを思い出しました。
さて、バタバタ帰省の翌日には、新大久保で韓国料理……とはいえ、これも仕事を兼ねてのお出かけです。で、すっかりヘロヘロに疲れております。
疲れれば、着物姿もイマイチ。姿勢が悪くて、なんだかな……と思ったのですが、でも、いちおう写真をUPします。
仕事の帰り道でパシャリと一枚↓
昔の亀甲絣(綿麻)着物です、糸味からしてまちがいなく手織。
これも「女着物ではありません」
じゃ何着物?
はい、♂の着物を♀風に着付けたものです。
実家にもこの着物で出かけたのですが、車に揺られること片道5時間半。
でも、ぜんぜんシワが残りません。下げておけば、翌朝には、すっきり。昔の手織り着物は、まさしく「形状記憶」織物なのです。
帯は、例の草木染&手染めの兵児帯、二枚合わせです。
今回は、金魚結びの、そのまたアレンジ。
で、名づけて『琉金結び』です!
琉金とは、『オナガ』とも呼ばれることがある金魚の一品種です。
ね、そう思って見れば、尾の長い金魚に見えるでしょ??
↑の写真で、るりはの前にあるのはお茶畑です。
お茶といえば……現在、アウトドア料理本も作っているのですが、そこで使う食材の基本は「自然のめぐみ」
で、これはスゴイというお茶を見つけて、取材にいってきました。日本で唯一のJAS有機栽培のお茶屋さんです。何よりお薦めしたいのは、日本茶の紅茶です。ぜんぜん渋くならずに、かすかな甘みをもっています。
さて、兵児帯に話題を戻しましょう。
↓;は、もっと手軽に結べそうです。

「お羊屋」のネットショップに、白地に赤の金魚の兵児帯(二枚重ね)もあります。ティカップのショッピングモールお羊屋へ←リンク
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Author:岩崎るりは
作家・サイエンスライター・猫研究家
毎日&毎時間が着物ライフ
木綿着物&手拭い&腰巻&猫が必需品
代表著書『猫のなるほど不思議学』(講談社ブルーバックス)
近刊予定
『ピュアセックス実践入門』(仮題)(講談社より11月刊行予定)
『猫はなぜニャンと鳴く?』(平凡社新書より来春3月刊行予定)
『洗いざらし着物生活――ラクチン木綿着物の12ヶ月』
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